カタンのルールと遊び方

カタンは、無人島に開拓地を広げ、資源を集めて発展させながら、いち早く10点に到達することを目指すゲームです。 サイコロで資源が手に入り、足りない資源は他のプレイヤーとの交渉で手に入れる。 この「運と交渉」の組み合わせが、世界中で遊ばれている理由です。

カタンの目的 — 何をすれば勝ちなのか

カタンの勝利条件は、合計10点に到達することです。ただし判定されるのは自分の手番中だけなので、 相手のターン中に条件を満たしても、その瞬間には勝ちになりません。

点の内訳は次のとおりです。

  • 開拓地 … 1つにつき1点
  • 都市 … 1つにつき2点(開拓地を昇格させるので、差し引き +1点)
  • 勝利点カード … 1枚につき1点(他のプレイヤーには見えません)
  • 最長交易路 … 2点
  • 最大騎士力 … 2点

最長交易路と最大騎士力は他のプレイヤーに奪われることがあるため、この2つに頼った10点は不安定です。 建物で着実に点を積むことが基本になります。

盤面の見方

  • 19枚の六角形タイルが島を作ります。種類は丘(レンガ)・森(木材)・牧草地(羊)・畑(小麦)・山(鉱石)・砂漠の6つです。
  • 砂漠以外のタイルには2〜12の数字(7を除く)が置かれています。この数字がサイコロの出目と一致すると資源が生産されます。
  • タイルの角が開拓地・都市を建てる場所、タイルの辺が道を敷く場所です。
  • 砂漠には最初から盗賊が置かれており、資源を生みません。
  • 島の外周にはが9か所あり、そこに建物を持つと有利な交換ができます。

1つの角は最大3枚のタイルに接します。3枚接する角に建てるほど資源が入りやすくなるため、 初期配置ではここが最重要のポイントになります。

初期配置 — 勝敗の半分はここで決まる

ゲーム開始時、手番順に開拓地1つと道1本を置きます。最後のプレイヤーまで行ったら、 そこから逆順で折り返してもう1セットずつ置きます(1→2→3→4→4→3→2→1の順)。

2つ目の開拓地に接するタイルからは、対応する資源が1枚ずつ配られます。 これがゲーム開始時の手札になります。

選ぶときの目安は次の3つです。

  • 数字:6と8が最も出やすく、次いで5と9。2と12はほとんど出ません
  • 資源の種類:5種類をなるべく散らす。特にレンガと木材がないと道も開拓地も作れません
  • 広げる余地:道を伸ばして次の開拓地を建てられる方向があるか

手番の流れ

  1. サイコロを2個振る。合計の数字が、その手番の生産を決めます。
  2. 資源の生産。出た数字のタイルに接している建物の持ち主全員が資源を受け取ります。 開拓地なら1枚、都市なら2枚です。手番のプレイヤーだけでなく、全員が対象です。
  3. 建設・交易・発展カードの使用。順番も回数も自由で、資源がある限り何度でも行えます。
  4. 手番終了。次のプレイヤーに移ります。

盗賊が乗っているタイルは、数字が一致しても生産しません。また、銀行の在庫が尽きた資源は配られません。

資源と建設コスト

資源は5種類。何を建てるにも決まった組み合わせが必要です。

建てるものコスト条件
レンガ1+木材1自分の道・建物につながる辺に敷く
開拓地レンガ1+木材1+小麦1+羊11点自分の道につながる角。かつ距離ルールを満たすこと
都市鉱石3+小麦22点自分の開拓地を昇格させる(新規には建てられない)
発展カード鉱石1+小麦1+羊1山札から1枚引く(中身は引くまで分からない)

距離ルール:開拓地は、すでに建物がある角の「1つ隣の角」には建てられません。 必ず1つ以上あけて建てる必要があります。これは自分の建物に対しても適用されます。

7が出たとき — 盗賊

7はサイコロで最も出やすい目ですが、資源は一切生産されません。代わりに次の3つが起こります。

  1. 手札の廃棄:手札が8枚以上のプレイヤーは、半分(端数切り捨て)を捨てます。7を振った本人も対象です。
  2. 盗賊の移動:7を振ったプレイヤーが、盗賊を好きなタイルへ動かします。 そのタイルは、以降そこから盗賊が動くまで資源を生産しなくなります。
  3. 資源の強奪:盗賊を置いたタイルに建物を持つプレイヤーが1人選ばれ、その手札から資源を1枚ランダムに奪います。

盗賊は、トップを走っているプレイヤーの6や8のタイルに置くのが定石です。 自分の資源が増えるだけでなく、相手の収入源を止められます。

発展カード

鉱石・小麦・羊を1枚ずつ払って引きます。中身は引くまで分かりません。買ったターンには使えず、次の自分の手番から使用できます(勝利点カードを除く)。 また、1ターンに使える発展カードは1枚までです。

カード効果
騎士盗賊を動かして、資源を1枚奪います。3枚以上使うと最大騎士力(+2点)の対象になります。
街道建設道を2本、無料で建設できます。最長交易路を一気に取るのに使えます。
収穫銀行から好きな資源を2枚もらえます。あと1枚足りないときに便利です。
独占資源を1種類指定し、他のプレイヤー全員からその資源をすべて回収します。
勝利点引いた時点で1点。手札に伏せたままなので、勝つまで他のプレイヤーには見えません。

交易 — 足りない資源を手に入れる

カタンで最も差がつくのが交易です。方法は3つあります。

銀行との交易(4:1)

同じ資源4枚を、好きな資源1枚と交換できます。いつでも使えますが効率は最悪なので、最後の手段です。

港での交易(3:1 / 2:1)

港のある角に開拓地や都市を建てると、レートが良くなります。3:1の港なら同じ資源3枚を任意の1枚に、2:1の港ならその港が指定する資源2枚を任意の1枚に交換できます。 特定の資源が大量に入る配置なら、対応する2:1の港は非常に強力です。

プレイヤー間の交易

自分の手番中に限り、他のプレイヤーへ交換を提案できます。相手が承認すれば成立します。 レートは自由なので、1枚対1枚でも、2枚対1枚でも構いません。

ここがカタンの本体とも言える部分です。ただし、勝ちに近いプレイヤーを助ける交換をすると、 そのまま勝たれてしまいます。誰が何点なのかを見ながら交渉相手を選びましょう。

最長交易路と最大騎士力

  • 最長交易路(+2点):つながった道が5本以上あり、かつ他の誰よりも長いプレイヤーが取得します。 より長い道を作られたら奪われます。相手の建物が道の途中に建つと、そこで分断されて長さが減ります。
  • 最大騎士力(+2点):騎士カードを3枚以上使い、かつ他の誰よりも多く使ったプレイヤーが取得します。 こちらも、より多く使われたら奪われます。

どちらも「厳密に最多」でなければ取得できません。同数で並んだ場合は、先に到達していたプレイヤーが保持し続けます。

よくある質問

初期配置はどこに置くのが良いですか?
3つのタイルが接する角で、数字が6・8・5・9のように出やすい数字を含む場所が基本です。加えて、5種類の資源のうちレンガと木材(道と開拓地に必要)が確保できると序盤が動かしやすくなります。同じ数字ばかりに偏ると、その数字が出ない間まったく資源が入らないので、数字も資源も散らすのがコツです。
サイコロの出目で有利な数字はどれですか?
2個のサイコロの合計なので、7が最も出やすく(6/36)、次いで6と8(各5/36)、5と9(各4/36)と続きます。2と12は1/36しか出ません。ただし7は資源が出ず盗賊が動く目なので、実質的にいちばん強い数字は6と8です。
手札が8枚以上のときに7が出たらどうなりますか?
手札の半分(端数切り捨て)を捨てなければなりません。8枚なら4枚、9枚なら4枚を捨てます。これは7を振った本人も含め、全プレイヤーが対象です。資源を貯め込みすぎるとここで大損するため、8枚を超えそうなら先に使い切るのが定石です。
買った発展カードはすぐ使えますか?
使えません。購入したターンには使えず、次の自分の手番から使用できます。ただし勝利点カードだけは例外で、購入した瞬間から点数に加算されます(他のプレイヤーには見えません)。また、1ターンに使える発展カードは1枚までです。
最長交易路はどうやって取りますか?
つながった道が5本以上あり、かつ他の誰よりも長い場合に取得でき、+2点になります。より長い道を作られたら奪われます。なお、相手の開拓地や都市が道の途中に建つと、そこで道が分断されて長さが減る点に注意してください。
何人で遊べますか?1局にどれくらいかかりますか?
このサイトでは2〜4人で遊べます。1局は60〜90分ほどが目安です。部屋を作ってURLを送るだけで参加できるので、全員が別々の場所にいても遊べます。

このサイトでの遊び方

ボードゲームランドのカタンは、会員登録もアプリのインストールも不要で、ブラウザだけで2〜4人対戦ができます。

  • カタンのページで名前を入れて「部屋を作成」を押すと、部屋コードとURLが発行されます
  • そのURLか部屋コードを友達に送ります
  • 2人以上そろったら、部屋を作った人がゲームを開始します

建てられる場所だけがハイライトされ、コストが足りない建設は選べません。 サイコロ・資源の配分・盗賊・交易の成立もすべて自動で処理されるので、 ルールブックを見返さずに遊べます。盤面は拡大・移動できるので、スマートフォンでも操作できます。

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